クリスマスと言えば

日本中が大騒ぎのクリスマスがやってきます。

クリスマスは英語ではChristmasと書きます。
もうお分かりかと思いますが、この言葉はキリスト教における神のひとり子、イエス・キリストの名前が由来です。
この神のひとり子の生誕を祝う記念日がクリスマス。

イエスはユダヤ人でした。
ユダヤと言えばイスラエル。
そうです。
今、イスラエルの人びとは戦禍にあります。

クリスマスを祝う私たち日本の民。
何かできることはないのかと...。

ともに世界平和を祈りましょう。

もうひとつ知ってください。

それはユダヤの人びとの言葉です。
彼らが話すのは「ヘブライ語」
ご存知でしたか?

ヘブライ語、そしてパレスチナの人びとが話す「アラビア語」は同じ母親を持ちます。
つまり、ヘブライ語とアラビア語は、何千年、いや何万年も前は同じひとつの言語だったのです。
そして、ひょっとすれば、同じ民族だったかも。

そのことを思うと悲しみが増します。

イエス・キリストは神のひとり子なので、私は子どものころ、このおかたは地上のすべての言葉を理解し話すのだと信じていました。
やがて、成人した私は歴史言語学の世界へ。
そこで知ったこと...キリストは、ヘブライ語、それもその地の方言のひとつにすぎない「アラム語」を話すモノ・リンガル。

困惑と失望、そして軽い目眩を覚えました。

しかし、その事実には何か深い深い意味が隠されているのだと、齢を重ねた今、思えるようになりました。